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 代表の小野登志郎です。

 

 皆様にとっても当然のことかと思いますが、出版界では、雑誌や書籍の中身は「記事」や「作品」と言われます。そしてウェブの世界では、記事や作品は「コンテンツ」と言われます。

 少なくない出版業界人はコンテンツという言葉を嫌い、ウェブ業界人はそんな出版人たちの古くからある職人としてのこだわりを知らず、また積極的に知ろうとはしません。これはまた、出版人たちにとっての「読者」、ウェブ業界人にとっての「ユーザー」という言葉もそうですね。

 この深くて暗い溝は、結構な喜劇と言いますか悲劇と言いますか、実は同じに近い「モノ」を作っているにも関わらず、そのメディアが違うだけで双方いがみあったりしているのが、だいぶ前から続いている状況です。

 

 当社は出版業界で培われた職人業としてのコンテンツ作りに自負を持ちます。それは、ウェブや映像の業界でどんなに技術革新が進もうとも廃れることはあり得ません。そしてまた、読者=ユーザーの求めるモノを、どんなことがあってもつかみ、追い求め続ける、コンテンツ職人としての強みなのです。

 衰退著しいと言われる出版業界において、今でもなお、読者の支持を得る出版人として戦えるコンテンツを作り続けている私たちは、ところ変わったウェブの世界でも生き残り続けます。コンテンツを作る職人とは、単なる言葉争いとは違う位相の存在であるのです。

 当社は職人としての自負を持ちつつ、フラットかつ効率的に作品=コンテンツを作り世に送り出していく。そこでは出版やウェブ、映像の垣根は可能な限り乗り越えていくべきものだと考えます。

 さらには、コンテンツを作る職人はもっと報われてしかるべきだという認識を持っています。職人が作った作品=コンテンツはあっという間に捨てられ、労多くして益は少なし。それどころか赤字といった辛酸極まる事態を多く経験してきました。

 その反面、多大な利益を得るのは、職人と読者=ユーザーの間に入る中間業者ばかり。その状況を可能な限り打破していかなければ、コンテンツ職人たちは永遠に報われることはないでしょう。その為にはいったいどうしたら良いのか。

 その難題に答えるには、多くの時間と労力を割くことになるでしょう。しかしそれは、立ち向かうべき価値のある問い、テーマであると当社は考えます。

 周知のとおり、ここ数年で出版業界は劇的に衰退、もしくは変化していきます。もちろんウェブ業界も日進月歩の革新が行われています。

 ウェブの世界のコンテンツ業者はその利益の幅が小さく、また出版業界の製作費も削られていくばかりです。

 

 作品=コンテンツを作ることの多大な労力を、あってしかるべき悦びと相応の利益に変えていくことは、ごく一部を除いて非常に困難になっていくことでしょう。

 当社は、そういった変化に対応し乗り越えていく会社として、日々、経験と知識を蓄積し研鑽を怠ることなく、どうあがいても避けることのできない苦難が待ち受けているかもしれませんが、モノつくりの職人としての働きを休めることなく一歩一歩進めてまいります。

 そのことで、簡単には得ることのできないモノ作りの仕事から得られる悦びを大事に、今後も成長していきたいと考えております。

 当社の、今は小さな挑戦が、いつの日か大きな実を結ぶことを願って、ここに代表からのメッセージとさせていただきます。

 

代表取締役社長 小野登志郎

代表略歴

●創業 2001年4月

 フリーランスのライターとして雑誌記事執筆、著書多数。出版プロデューサーとして累計100冊以上の書籍、ムック制作に携わる。

 

■会社設立 2013年5月

 業務拡大のため総合的なメディア制作会社、株式会社小野プロダクションとして法人化。

<ノーリミットに革新を続けるデジタルと、人にしか蓄積され得ないアナログの融合を図る>

代表挨拶